ARCHIVE 公演記録
ペンタの日2020
メッセージPV
まめだのきかく
リーディング公演ツアー
カラシニコフ不倫海峡
作:坂元裕二『往復書簡 初恋と不倫』(リトルモア刊)より
演出:山口浩章
「あなたは何を知っているのですか」
「逆です。あなたが何も知らないのです」
妻は数か月前、地雷除去のボランティアのためアフリカへと旅立ったが、少年兵の持っていたカラシニコフに撃たれたという。悲しみに暮れていた男に、見知らぬ女から連絡が入る。
「あなたの妻は生きています。アフリカでわたしの夫と一緒に暮らしています」
男は真偽を確かめるため、その女に会いに行く。お互いの伴侶が密会を繰り返していたその場所へ。
出演
西村花織
藤原大介
日時
2020年11月28日(土) 18:00
2020年11月29日(日) 11:00/15:00
料金(全席自由・日時指定)
[前売・当日]
2000円
スタッフ
照明:河口琢磨
音響:椎名晃嗣
宣伝美術:大原渉平(劇団しようよ)
制作:西村花織
主催
まめだのきかく
共催
劇団しようよ 劇団飛び道具
お問い合せ
まめだのきかく
mamedanokikaku@gmail.com
アトリエPentA
095-895-8147
info@penta.fs-company.com
まめだのきかく
① まめだのきかく とは
京都の劇団、劇団しようよ/劇団飛び道具に所属する俳優・西村花織が 2019 年に立ち上げた個人の企画です。劇団での作品づくりの傍ら、「わたしのために演じる」をコンセプトに、俳優としての 強度・演じる土台をより強固なものし、スキルアップだけではなく自身の俳優としての価値につい てより深く向き合うため、所属の劇団発信ではなく、俳優による発信の俳優の為の企画を目指します。
② 活動歴
2019 年 10 月 京都にて、初めての企画・リーディング公演『カラシニコフ不倫海峡』を上演。
「わたしのために演じる」をコンセプトに、自身の俳優としての価値に向き合うべく、これまで挑戦したことのないリーディングという上演形態の公演を選び、75 分の二人芝居を行った。
③ 活動方針
初めて行った 10 月の企画を経て、俳優の経験として、俳優主体の公演の場をつくることの必要性を強く感じ、今後も活動拠点の京都や、他あらゆる場所であらゆる人に出会い、たくさんの価値観に触れ、学びながら活動していきたいと思っています。
また、俳優として、新しい作品に取り組んでいく意欲も大切にしながらも、同じ作品を繰り返し上演する持続力、また作品をより良く発展させる経験を積みたいと考え、一度きりの上演ではなく、再演していく機会をたくさん得たいと思っています。
④ 西村花織のこれまでの活動
1990 年 11 月 23 日生まれ。佐賀県出身。
2011 年から京都演劇界で活動をし始め、劇団しようよ (※1) に 2012 年より主に客演として参加し、2014 年度より正式に劇団員となる。
劇団しようよの活動を中心に京都・大阪の団体への客演もしている。
2018 年 4 月より、同年 3 月に客演したことをきっかけに、京都にて長く活動を行う先輩劇団である劇団飛び道具 (※2) にも所属。
活動拠点を増やし、幅広い年齢層の俳優・演出家と常に関わりを持ち始め、より様々な場所であらゆる人と出会えるような活動をしたいと強く思うようになり、実現方法を探っている。
近年の出演公演 ...
2018 年 1 月 劇団しようよ『おろしたての魚群』@ KAIKA
2018 年 2 月 DIVE プロデュース演劇 EXPO 2018『遊星からの少女 X』@ウイングフィールド
2018 年 3 月 劇団飛び道具『緑の花』@東山青少年活動センター
2018 年 6 月 劇団しようよ国語の教科書シリーズ『風と海と月夜の 3 つのものがたり』
@東山青少年活動センター2018 年 9 月~ 11 月
劇団しようよ 4 都市ツアー『パフ』
@京都 KAIKA・東京 北千住 BUoY・北九州 枝光本町商店街アイアンシアター・沖縄 アトリエ銘苅ベース
2018 年 12 月 人間座第 64 回公演『季節外れの長屋の花見』@京都 人間座スタジオ
2019 年 2 月 劇団飛び道具『短針』@京都 人間座スタジオ
2019 年 8 月 吹田市夏休み子ども劇場『劇団しようよのスーホの白い馬』@大阪 千里市民センター
※1 劇団しようよ とは
京都を拠点に活動する、作家・演出家の大原渉平を代表とする劇団。観客の想像力を呼び起こし時空間を超えるダイナミックな演出と、劇伴音楽の生演奏などが特徴。2018 年には全国 4 都市ツアーを企画。2014 年に上演した作品『パフ』を東京・九州の俳優たちと共にリクリエーションし、京都・東京・北九州・沖縄にて公演を行った。現在は 2021 年の劇団 10 周年の本公演に向けて準備中。
また、子どもたちに向けた演劇づくりにも積極的に取り組んでおり、「子どもと大人が一緒に楽しめる作品」をコンセプトにした “国語の教科書シリーズ” も展開。こちらのシリーズの代表作は『劇団しようよのスーホの白い馬』。
https://www.gkd-444.com
※2 劇団飛び道具 とは
京都を拠点に活動。作品づくりのテーマは「演劇の風化しない娯楽性を考えつづけること」。1997年、立命館大学内サークル文文座、西一風OBが中心となり、旗揚げ。
緻密な構成の会話劇を得意とし、豊富な経験を持つ俳優を軸に、近年増えた若手メンバーと共に年に1 度の公演をコンスタントに行っている。
http://tobidougu.jp
https://ja-jp.facebook.com/Tobidogu