ペンタの日2021-22

INFORMATION 公演情報

2024.12.27

 
 

 

 

 
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

再生

 

リプレイする上演。30分の物語を3回繰り返し続けてきた『再生』を現在に再生する。

 
 
 

原案

多田淳之介
 

出演

瀧腰教寛
 

演出

小野彩加 中澤陽
 

概要

多田淳之介が主宰を務める東京デスロックが2006年にアトリエ春風舎で初演した『再生』を、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが長崎のアトリエPentAで上演する。2006年初演時の原案が保有する「集団自殺」のモチーフを、2024年現在に再解釈し、目に見えない孤独や孤立から生じる希死念慮と死生観を「個人」のものとして舞台に配置する。舞台芸術における多様な独自の仕組み(メカニズム)を研究開発してきた小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが、「30分の物語を3回繰り返す」という原案の構造を「継承」の観点から多元的に解釈しながら、さらなる新しい構造を発見するための『再生』として創造する。

 

日時:2025年

02月15日(土) 19:00
02月16日(日) 13:00
※各回、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクによるプレパフォーマンストークとポストパフォーマンストークを実施。
※プレパフォーマンストーク約10分、上演約90分、ポストパフォーマンストーク約20分、合計約120分を想定。
※受付開始および開場は、開演の20分前を予定。
 

チケット料金(日時指定 / 全席自由 / 当日現金支払)

予約・一般 1,900円
予約・18歳以下 600円
※当日券:一律3,000円(受付開始時刻より受付にて発売予定)
※予約券が販売予定枚数に達した場合、当日券の販売を行なわない可能性がございます。
 ご来場をご希望される方は、お早めの予約券のお申込みをおすすめいたします。

※各予約券をお申込みの方は、上演当日のキャンセルについて、ご連絡の有無を問わず100%のキャンセル料を銀行振込にて頂戴いたします。
万が一キャンセルされる場合は、上演前日23:59までに[spacenotblank@gmail.com]までメールにてご連絡ください。

※18歳以下の予約券は、ご来場日当日に18歳以下の方が対象です。
 ご予約の方は、ご来場時受付にて年齢を確認できる証明書のご提示をお願いする場合がございます。

※不正予約が発覚した場合はチケットを無効とさせていただき、当日券を改めてご購入いただきます。
 

チケット取扱

アトリエPentA予約フォーム
 

スタッフ

原案:多田淳之介
出演:瀧腰教寛
演出:小野彩加 中澤陽
照明:中山奈美
音響:櫻内憧海
美術:カミイケタクヤ
グラフィックデザイン:趙文欣
宣伝写真:高良真剣
保存記録:植村朔也
制作:花井瑠奈
協力:東京デスロック お布団 東京はるかに
 

助成

芸術文化振興基金 公益財団法人セゾン文化財団
 

主催・企画・製作

スペースノットブランク
 

お問合せ

spacenotblank@gmail.com
 
アトリエPentA
095-895-8147
info@penta.fs-company.com
 

原案:多田淳之介

プロフィール

演出家。東京デスロック主宰。古典から現代戯曲、ダンス作品、観客参加型作品など、演劇の手法を用いてその時その場で起きる現象をフォーカスした舞台芸術作品を手がける。劇団作品のほか、公共劇場や他劇団からの演出依頼作品、国際共同制作も多数。公共劇場の芸術監督や自治体のアートディレクター、国際舞台芸術フェスティバルのディレクターを歴任し、国際交流プログラムや専門人材育成、地域の劇場や学校、施設での子どもから学生、子育て世代、シニア、在住外国人、障害のある人など、多様な対象者との地域プログラムを数多く手掛ける。日韓合作『가모메 カルメギ』にて韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人演出家として初受賞。(財)地域創造リージョナルシアター派遣アーティスト/公共ホール音楽活性化事業コーディネーター。女子美術大学、四国学院大学非常勤講師。近年の演出作品はSPAC静岡県舞台芸術センター『伊豆の踊子』、KAAT神奈川芸術劇場+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』など。
 

出演:瀧腰教寛

プロフィール

俳優。石川県七尾市出身。
2007年から2018年まで劇団〈重力/Note〉に参加。
2019年より、石川県七尾市にて、演劇を学ぶ大学生の能登滞在制作「ノトゲキ」の運営とコーディネートを行なっている。
近年は俳優として、新聞家『失恋』『フードコート』、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉だけでは満ちたりぬ舞台』『フィジカル・カタルシス』『すべては原子で満満ちている』『ウエア(原作:池田亮)』『氷と冬』『セイ(原作:池田亮)』、武本拓也『庭の話』、ノトゲキ番外特別上演『能登版・銀河鉄道の夜(原作:宮沢賢治 / 構成・演出:中村大地)』、譜面絵画『Terra Australis Incognita(横浜ver.)』、BEBERICA theatre company あかちゃんとおとなのための舞台芸術・ベイビーシアター『What is Like?』『物語を旅する ~お空のせかい~』、屋根裏ハイツ『ここは出口ではない』『パラダイス』『父の死と夜ノ森(作:松田正隆)』、山本伊等『配置された落下』、ルサンチカ『エンドゲーム(作:サミュエル・ベケット)』、お布団『アンティゴネアノニマス‐サブスタンス/浄化する帝国(原案:ベルトルト・ブレヒト)』などの作品に参加している。
 

演出:小野彩加

プロフィール

舞台作家。1991年12月30日生まれ。
2016年から2019年まで多田淳之介率いるキラリふじみ・リージョナルカンパニーACT-Fに参加。ダンサー、パフォーマーとして、黒沢美香『6:30 AM』(2015年)、白神ももこ『絵のない絵本』(2013年・2015年)、浅井信好 / 月灯りの移動劇場『はてしない物語』(2016年)、大園康司 橋本規靖 / かえるP『スーパースーハー』(2017年)、三野新『アフターフィルム』(2018年)、ピチェ・クランチェン『MI(X)G』(2018年)、山崎広太『ダンス・スプリント』(2020年)、『ダンステレポーテーション』(2020年)、山下恵実 / ひとごと。『花をそだてるように、ほんとうをそだてています。』(2021年)、『はなれながら、そだってく。』(2022年)、北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ『イエ系(作・演出:松井周)』(2023年)、ClariS『ClariS 1st 武道館コンサート ~2つの仮面と失われた太陽~』(2017年)、『ClariS 3rd HALL CONCERT in 舞浜アンフィシアター ♪over the rainbow ~虹の彼方に~♬』(2018年)などの作品に参加している。調布市せんがわ劇場 ドラマ・エデュケーション・ラボDEL メンバー(2018年度 – 2020年度)。松井周の標本室 メンバー(2021年度)。こまばアゴラ劇場 演劇を活用したワークショップ研修会 メンバー(2021年度)。ANB Tokyo ANB Studio Program メンバー(2022年度)。悲劇喜劇2023年9月号 特集「これからの演劇界を担う若手12人」寄稿(2023年度)。Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2023年度 - 2024年度)。
 

演出:中澤陽

プロフィール

舞台作家。1992年6月4日生まれ。
映像作家として、室伏鴻のアーカイブ映像の制作、中村蓉『リバーサイドホテル』(2014年)、『顔』(2015年)などの作品に参加。演出者として、シライケイタ / 温泉ドラゴン『悼、灯、斉藤(作:原田ゆう)』リーディング(2022年)などの作品に参加。出演者(パフォーマー)として、ファビアン・プリオヴィル / Fabien Prioville Dance Company『The SOMA Project』(2015年)、藤田貴大『A-S』(2016年)、池田亮 / ゆうめい『フェス』(2016年)、『〆』(2017年)、三野新『アフターフィルム』(2018年)、額田大志 / ヌトミック『ワナビーエンド』(2018年)、福井裕孝『デスクトップ・シアター』ワークインプログレス(2019年)、本橋龍 / ウンゲツィーファ『ロイコクロリディウム』(2019年)、『Uber Boyz』(2021年)、今野裕一郎 / バストリオ『一匹のモンタージュ』(2022年)、細川洋平 / ほろびて『あでな//いある』(2023年)などの作品に参加している。調布市せんがわ劇場 ドラマ・エデュケーション・ラボDEL メンバー(2018年度 – 2020年度)。松井周の標本室 メンバー(2022年度)。ANB Tokyo ANB Studio Program メンバー(2022年度)。演劇学校 無隣館オンライン 修了(2023年度)。悲劇喜劇2023年9月号 特集「これからの演劇界を担う若手12人」寄稿(2023年度)。Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2023年度 - 2024年度)。公益財団法人セゾン文化財団 セゾン・フェローⅠ(2021年度 - 2024年度)。
 

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

 
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

 

プロフィール 

二人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽が舞台芸術作品の創作を行なうコレクティブとして2012年に設立。
舞台芸術の既成概念と、独自に研究開発する新しい仕組み(メカニズム)を統合して用いることで、現代に於ける舞台芸術の在り方を探究し、多様な価値創造を試み続けている。
固有の環境、関係から生じるコミュニケーションを創造の根源として、クリエーションメンバーとの継続的な協働と、異なるアーティストとのコラボレーションのどちらにも積極的に取り組んでいる。
 

主な上演作品(括弧内は初演年)

『ラブ・ダイアローグ・ナウ』(2017年)
『緑のカラー』(2018年)
『ネイティブ』(2018年)
『舞台らしき舞台されど舞台』(2018年)
『原風景』(2018年)
『共有するビヘイビア(或いはクローズド・サークル)』(2019年)
『言葉だけでは満ちたりぬ舞台』(2019年)
『フィジカル・カタルシス』(2019年)
『すべては原子で満満ちている』(2019年)
『ささやかなさ(作:松原俊太郎)』(2019年)
『ウエア(原作:池田亮)』(2020年)
『氷と冬』(2020年)
『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』(2020年)
『バランス』(2021年)
『救世主の劇場』(2021年)
『舞台らしきモニュメント』(2021年)
『ミライハ(作:松原俊太郎)』(2021年)
『ハワワ(原作:池田亮)』(2022年)
『ストリート リプレイ ミュージック バランス』(2022年)
『再生数(作:松原俊太郎)』(2022年)
『本人たち』(2023年)
『また会いましょう』(2023年)
『セイ(原作:池田亮)』(2023年)
『ダンスダンスレボリューションズ(作:松原俊太郎)』(2023年)
『松井周と私たち(原案:ジェローム・ベル『ピチェ・クランチェンと私』(2015年))』(2023年)
『訓練されていない素人のための振付コンセプト001/重さと動きについての習作(原作:contact Gonzo)』(2024年)
『言葉とシェイクスピアの鳥』(2024年)
『再生(原案:多田淳之介)』(2024年)など。

 
 

主な経歴

第8回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ 受賞(2017年度)
下北ウェーブ2018 選出(2018年度)
高松アーティスト・イン・レジデンス2018 選出(2018年度)
利賀演劇人コンクール2019 優秀演出家賞二席 受賞(2019年度)
どらま館ショーケース2019 参加(2019年度)
第29回下北沢演劇祭 新進気鋭の若手アーティストと創る舞台芸術 コード・コード・コード’19 演出(2019年度)
穂の国とよはし芸術劇場PLAT ダンス・レジデンス2019 選出(2019年度)
鳥の演劇祭13 若手舞台芸術創作団体支援企画 選出(2020年度)
ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム KIPPU 選出(2020年度)
金沢21世紀美術館芸術交流共催事業 アンド21 選出(2021年度)
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 高校生と創る演劇2021 演出(2021年度)
トーキョーアーツアンドスペース OPEN SITE 6 選出(2021年度)
一般財団法人おおさか創造千島財団 創造活動助成 for U30 選出(2021年度)
ANB Tokyo ANB Studio Program メンバー(2022年度)
KYOTO EXPERIMENT 2022 Shows 参加(2022年度)
ヨコハマダンスコレクション2022 コンペティションⅠ 城崎国際アートセンター賞及び若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン・クリーフ&アーペル賞 受賞(2022年度)
芸術文化観光専門職大学 ダンスワークショップ実習B 講師(2023年度)。
城崎国際アートセンター 2023年度 アーティスト・イン・レジデンス プログラム 選出(2023年度)
吉祥寺シアター ダンス部2023 講師(2023年度)
京都芸術センター Co-program2023 選出(2023年度)
DANCE BOX 国内ダンス留学@神戸9期 Dance Makers Camp Ⅰ 招聘アーティスト(2023年度)
吉祥寺ダンスLAB. vol.6 演出(2023年度)
映画美学校 言語表現コース ことばの学校 第3期 演習科 創作クラス 専任講師(2023年度 - 2024年度)
Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2023年度 - 2024年度)
YAU STUDIO Y-base レジデント・アーティスト(2024年度)
PARA 上演デザイン論 講師(2024年度)など。
 
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